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先生、お願い…早く治して(番外編)

第12章 受付嬢らん…週末入院



高梨は打ち終わった注射器を、看護師が持つトレーに戻すと


高梨「ありがとう、もう良いよ。」



看護師に声を掛けた




高梨「大丈夫か?今楽になるからな〜。」


高梨は優しい声を掛けながら、らんの腰をさする



らん「…んんっ…っく…ぐすっ…っっ」




高梨「大丈夫、大丈夫…。。」



まるで先生の優しい声が痛みを取ってくれる様に、声を掛けられ、腰をさすってくれる度、痛みが引いていく



らん「んっ…んっ…」


らんの身体から力が抜けていくのが分かる



高梨「大丈夫?薬効いてきた?」




らん「ぐすっ…んッ…んんっ…ごめんなさい…。」




高梨「様子見に来て良かったよ。俺の感が当たった!らんちゃんの事だ我慢すると思ったよ!」




らん「ごめんなさい…。ボタン押そうって、何度も思ったけど…、、また治療されるかもって思ったら……怖くて…。。。」




高梨「ごめんな、痛い思いさせて。もう少し早く来れば良かったな…。。。
大丈夫、、今は何もしない…、、怖くないよ。しばらくは薬で痛み出ないから、ゆっくり寝なさい。」


先生は布団を身体にかけてくれた

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