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先生、お願い…早く治して(番外編)

第12章 受付嬢らん…週末入院



今度はしばらく大丈夫だろう〜
薬も4〜5時間は効くはずだ…。。



俺もちょっと寝るか…。



高梨は診察室の直ぐ近くにある、自分専用の部屋へと帰った


石川先生を初めとする5人の医師にはそれぞれ、1LDKの部屋がこの進美外科内にあり、当直や忙しい時はそこで生活している事が多い。


高梨もまた、産科婦人科といういつ呼ばれてもおかしくない状況下にいつもいる為、女の子と遊ぶ時以外は家に帰らず大抵ここにいる。。


3時半か…


疲れたな…



高梨はスエットと白いTシャツに着替えると、冷蔵庫から冷えた炭酸水取り出し、喉を潤すとベットへ倒れ込んだ





ピピピピッ…ピピピピッ…ピピピピッ…


携帯の電子音がなり

眠い目を擦りながら無理矢理起きる



そのまま浴室に行くと熱いシャワーを浴びて、目を覚まさせた



ハァーーーー!!!!!!


ふぅーーーーーー!!



シャワーを浴びて目を覚ました高梨は、ドライヤーで髪を乾かし、手にはWaxを取り髪を整える




よしっ。


クリーニングを終えたV字の紺色のスクラブに着替えると白衣を羽織った。



午前8時
またいつもの日が始まる



完全予約制の外来診察はいつも9時30分から始まる。



診察が始まれば、午後の外来までほとんど休憩もない。そこに出産などが入れば尚のこと忙しい。


まずは、入院患者の朝の回診からスタートだ






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