先生、お願い…早く治して(番外編)
第5章 牧野の娘…陰核治療
牧野「玄ちゃん!」
カーテンから出てきた石川に牧野は駆け寄った
石川「悪かったな牧野、さっきは大きな声出して…」
牧野「俺こそ…、ごめん…。俺が玄ちゃんにミキの事頼んだのに、、ミキの泣いて助けを呼ぶ声を聞いたら、無理だった。」
石川「親なら当然だ。。それに、あんなに泣き叫ばれたら普通は冷静じゃいられないよ。だから気にするな!」
牧野「悪い、本当…。でも、ありがとな、玄ちゃん。」
石川「あぁ。でも頑張ったのはミキちゃんだよ。大人でもそうそう我慢は出来ない。相当痛かったハズだ。本当によく頑張ったよ。」
牧野「 で、、ミキは?大丈夫なのか?」
石川「 まだ全て治療が済んだわけじゃ無いが、8割9割がた終わった様なもんだ。だからもう安心して良いよ。」
牧野「はぁ〜〜〜ぁ〜。良かった。」
牧野は大きく安堵のため息を付いた
石川「今日は陰部の神経にかなり強い薬で刺激を入れてるから、これから熱が出るかもしれない。
それに今打った痛み止めの薬で強制的に痛みを抑えてるけど、痛み止めの効き目が切れたら多分また痛みが出る。かなり強い薬だから完全に抜けるには、半日位はかかる。
それに残りの1、2割の最後の治療の為に、もう一度来てと言ってもミキちゃん、今日の治療の恐怖心で怖くて来れない可能性もある。だから2人が泊まれる部屋は俺が用意するから、今日はここに泊まってくれないか?」
牧野「正直、俺、、今2人で帰るの不安だし…それに熱とか痛みが出たら俺もどう対処して良いか分からない。もし落ち着くまでここにいて良いなら、俺も安心だよ」