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先生、お願い…早く治して(番外編)

第6章 牧野の娘…治療した夜は…



石川はニコッと笑うと

石川「よし!じゃぁ行こう!」

そういうとミキを持ち上げた。


え??

ミキは急な事に言葉も出なかった…


石川はミキをお姫様抱っこすると


石川「今歩くのは良くない。痛みが強くなったら困るからね!」


石川は小さく軽いウインクをし、ニコッと笑った


自分の父親と同い年とは思えないカッコ良さ。
こんな間近に顔が…
自分でも顔が赤くなるのが分かったが、バレないように先生と目線をずらした



そんなミキにフッと片側だけ口角を上げて小さく微笑むと


石川「牧野行くぞ!」


牧野「玄ちゃん、良いよ、俺が変わるよ!」



石川「良いよ!」



牧野「いやいや…変わるよ!悪いし!」



石川「悪くないよ!」



牧野「でもさ…」



石川「なんだよ、そんなに俺がミキちゃんを抱っこするのが嫌か?はは!!」



牧野「そうだよ!!」



石川「ミキちゃん大変だな!こんな親父じゃ、迂闊に彼氏なんて作れないな!」



ミキ「え?!あっ、、うん。」



彼氏がいると分かってて、ドキッとさせる質問をぶつけられて私は焦ったが

石川先生とパパの2人のたわいもない言い合いに、一気に心が落ち着いた


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