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がーるず・らぶ2 ラブ・スイッチ

第6章 6章 想いを、重ねて・・・(H表現あり〼)


 ……え〜っと。
こういう時って…。


「まず、シャワーする?」

やっぱり身体は綺麗にしておきたいし。
そう考えていった言葉に、雫がにっこり笑ってからこう答えてきた。



「お風呂。一緒に入ろ?」

「うん、そうだねえ・・・ええええっ?!」


私のリアクションに雫がびっくりして変な…「シェ〜〜っ?!」ポーズを取った。

「何をそんなに驚いてるの?子供の頃は一緒に入ったし、修学旅行先でも一緒だったじゃん?」


「いや、まあ、そりゃあ、そうなんだけど」


子供の頃はそんな、恋愛相手だと思わずに入ったし、修学旅行先では他の女子だっていたわけで。


「…私と入るの、嫌?」

ちょっと潤んだ瞳で見つめられて、私の心の中で何かが一気に燃え上がった…気がした。


「そ、そんなことない。入りたい。一緒に入りたい」

「やだもう…杏奈ちゃんってば、鼻息、荒あぁい」

近寄って肩をだこうとした私の手を軽く叩いて雫がいたずらっ子みたいな眼を見せてくる。


ずっきゅ〜〜〜ん!☆☆☆

こりゃあ…私、完全に男の子の立場になってるわぁ……。
可愛すぎるっ!

なんか、もう、色々イタズラしてやりたいっ!
もう、めちゃくちゃにしたいっ!!


「あ☆お湯張らなくちゃ♫おっふろっ、おっふろっ☆」

 抱きつこうとした私をひらりと、そっけなく躱した彼女はお風呂場にするりと入り、手慣れた感じで湯船のタッチセンサーをぴぽぱっと操作してお風呂の栓をする。



・・・もしかして、私。
もう、手玉に取られてる?(苦笑)


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