がーるず・らぶ2 ラブ・スイッチ
第6章 6章 想いを、重ねて・・・(H表現あり〼)
「あんなちゃんっ!」
少しだけ唇を離した雫は、そう言うと今度は勢いよく唇を押し付けるように強くキスをして…
私の唇と彼女の唇が押し付けられて柔らかな感触が襲ってくる。
「…あ……ふむぐ……」
柔らかいって言いたかったのに…彼女の唇が私の唇を強く、でも優しくこじ開けて。
雫の熱いものが私の口の中へ入ってきた。
(あ…ディープ・キス……?これが……)
キスなんてほっぺにちゅっ☆とかくらいなら経験あるけど…舌が入ってくるなんて経験は今まで全く無く……なのに私は自然に雫の熱い舌に自分の下を絡めに行って…。
お互いの舌を重ねて、舌で撫でて、撫でられて。
私の口の中でそうした後は、今度は私が雫の口の中へ下を入れて…。
「…ん、うん……むふぅ……んむぅ……」
意識しないまま、自然に何か声を出してしまい…そして、それは雫もおんなじだったのか、甘くて可愛らしい声を出しながら舌を絡めてくる。
・・・ああ……。何?これ……。
舌を絡めあっているだけなのに…身体の芯がじんじんと熱くなってくる。
「あ…しずくぅむん…ん……はぁ……」
「んふっ…ふぅんん……ん…はぁ…ん…」
お互い思い思いに声を出して…舌でお互いを確かめあって……。
こんな事、今までしたことがないのに、そうすれば気持ち良くなるんだと…解っているように勝手に舌が動いてくれた。
「ふぅ〜〜〜……」
「はぁ〜〜〜……」
ひとしきりキスを堪能して。
お互い深いため息をつく……。
私はただ、今のキスの余韻に酔っ払ったみたいになって、頭がほわ〜んとしていた。
「くすっ☆杏奈ちゃん、すっごく良い顔してる」
酔ってだらしない顔をしてているはずの私に、彼女はそう言うと。
「私…杏奈ちゃんの色んな顔がもっと見たいな」
「・・・・・え…はうん?!」
朦朧としている私の、両胸を両手で押し上げるようにして揉み始めた。