がーるず・らぶ2 ラブ・スイッチ
第7章 私の、スイッチ
「あ…あぁあ〜……あ、あつぅういぃ〜…」
彼女の舌が、別の生き物のようにうごめき、私の感じる部分を探して這い回る……。
ざらざらっとした感触と、湧き上がってくるたまらない快感が……秘部を舐め回されるという恥ずかしさと重なって、大きな波になって……
私に襲いかかり飲み込んでいく……。
「はあぁぁ…はあうん、あっ…くうぅっ!」
雫の舌の動きにいちいち反応して声を上げてしまう私を、一旦舐めるのを止めた彼女が満足そうに見ながらニヤついているのを見て…
更に恥ずかしさが私を飲み込み、私の身体中が火照る。
(あんな顔してる雫に、私は攻められて、感じちゃって……なんていやらしいんだ、私・・・)
・・・でも。
変な罪悪感みたいなのは…オナニーして果てた後のあの、喪失感というか…変な罪の意識みたいなのは感じていなかった。
いや。
むしろ、幸福感の方を感じていたりなんかして。
そして。
もっと、して欲しい……。
そんな事さえ思うようになっていて。
恥ずかしさはまだあったけど、私は彼女の目を見て、それからこう呟いていた。
「・・・しずくぅ……お願い…もっと……」
頭の中であの変な音はしなかったけれど・・・。
私の中の、恋愛スイッチ以外のなにかのスイッチが完全にオンになったみたいだった。