がーるず・らぶ2 ラブ・スイッチ
第1章 恋愛のスイッチ
「映画でも見に行く?」
「え〜?今…良いものやってないよぉ?」
「じゃあ…お買い物する?」
「う〜ん……それもしたいけど、他にも何かしたいなぁ〜…」
「じゃあさ、ゲームする?コインゲームとか?」
「うん。いいねぇ。ソレもありだねぇ」
「・・・じゃ、マイカル桑名に行こっ☆」
「マイカルもイイケド、折角の急遽有休作戦が成功したんだもん……
雫二等兵は、いつもと違う所に行ってみたいのであります!」
びしい!とそれらしく敬礼を決めた雫は、そのあとぺろっ☆と舌を出して笑った。
………うむ。
それも悪くないねぇ。
いたずらっ子らしいその表情も、なかなかご機嫌だったし♫
……と、なると。
車…ほしいかな?
でも、レンタカーって……いくらするんだろ?
スマホでググってびっくり。
け…結構高いじゃん(汗)
うちら派遣社員の雀の涙的な給料取りには、なかなかシビアなお値段しますぜ?お嬢様。
「・・・車、取りに帰ろっか?(汗)」
それだって、時間はタップリ残るから大丈夫だよね♫