🍳主婦ですが何か?
第9章 珈琲ブレイク
ここの喫茶店は何故か平日の午前中はお客さんが来ない。
午後はチラホラお客様がいるし、土日は結
構繁盛している。
マスターの話だと「平日の午前中は…開店時間がバラバラだからかな?」だ、そうです。
だから、確実に空いている午後にお客様が集中するって訳です。
ま、私としては静かに珈琲が飲めるので……いいんだけどね!
「はい――――お待ちどうさま……で、今日はどうするんだい?珈琲が冷めるまで…老耄(おいぼれ)のミルクでも搾り取るかい?」
珈琲をテーブルに置いたマスターは、私を大胆に誘惑する。
もちろん、OKです。
私は、超――――猫舌!
なので、淹れたての珈琲は熱くて飲めない!
だから――――その間…奥の住居スペースで…
マスターに遊んでもらう!
その間は――――お店はクローズです!