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会社での出来事

第3章 3

「じゃ、お先に失礼しマース」

ヒラヒラと手を振る彼女、私も手を振り返す。彼は苦笑いをして、私の手を引いた。

「今日は最初からホテルでいい?長い時間一緒にいたいし。クリチンポ、もっと開発してあげるから」

会社を出たところで甘く囁かれる。私はコクコクと頷くと、彼はにこやかに笑った。

今日は車らしく、会社の駐車場へ連れてこられる。基本、営業以外は電車通勤で、この時間営業も外回りや残業で出てこないらしい。

ひんやりとした雰囲気の駐車場に入ると後ろから覆い被さるように抱きしめられる。驚く私を尻目に抱きすくめる彼。首の後ろの匂いを吸い込むように鼻を鳴らしている。

鼻息が吹かかる度にゾクリとした快感が背中を走る。

しばらく、抱きすくめられていたかと思うと彼は突然、私を離して、何事も無かったかのように行こうかと笑んだ。

私は頷いて彼の後ろについていく。オレンジのミニワゴンの前に止まり鍵を差し込む。

車に乗り込んで、エンジンをかけてから適当に曲を流し始めた。

最近流行りのバンドの曲らしくたまに、コンビニなどで流れてるのを耳にする。男性なのに高音が綺麗で歌詞も特徴的なので耳に残りやすかった。

彼は車を走らせながら、時折私の太ももに手を伸ばす。内股を優しく撫でる。

思わず身動ぎしそうになった。

「優子ちゃんは中よりクリが好きなの? 」

サラッと聞かれ私は頷いた。1番、気持ちいいのはそこだ。寸止めされるのも連続でイカされるのも。

「なら、クリ開発してもっとよくなろうかぁ。生半可なクリ攻めじゃイケないようにしてあげよう」

彼はそう言って楽しそうに笑っていた。

その笑顔を横目で盗み見ながら、淫核が疼くのを感じる。

太ももに置かれた指が焦らすように上下を何度も移動する。

ホテルに着くと、彼は手慣れた様子でチェックインを済ませ部屋の鍵を受け取ると、先ほどの曲を鼻歌で歌いながら私の腰を抱き寄せた。

「優子ちゃん、さっきは会社ですごく乱れてたね❤️」

そう耳元で囁くと、首筋に舌を這わせる。 

「んん❤️ クリ気持ちよくて❤️❤️ 」

エレベーターの中でそう囁き合う。彼に乳房を揉まれながら、乳頭をくにくにと転がされた。

部屋の中に入っていないにも関わらず、出来上がってしまう私をからかうような声音で笑う。

部屋に着いた頃には私は腰が砕けてしまっていた。

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