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エチチ短編集

第2章 イタズラな初恋

聖隆「咲希ちゃん。それは?」


咲希「んーこれ?録画してたドラマ。この間終わったじゃない?だから、休みの日に少しずつ見てたの。」


聖隆「ふーん。皿洗い終わったら、俺も一緒に見ていい?」


咲希「うん。続きだけど、見よっ。」


お皿洗いが終わって、彼はココアも入れてくれた。


聖隆「へー。」


咲希「ねぇ、タカくん…。」


聖隆「ん、なに?」


咲希「ちょっと…近くない?何で私の後ろに座るの?」


聖隆「あーあ、小さい頃に咲希ちゃんがしてくれたから。ほら、俺がアニメ見てる時に後ろで背もたれになってくれてた。」


そう言って、私の肩に顎を乗せてくる。


咲希「なるほどね。小さい頃してたね…って、今はしなくても、もう子供じゃないし…。」


聖隆「もしかして、嫌だった?」


咲希「べ、別に嫌じゃないけど…。」


聖隆「じゃあいいよね?今日はちょっと寒いし。」


咲希「…え?あ、うん。」


聖隆「咲希ちゃん温かいし、くっついてもいいよね?」


咲希「あ、うん。」


聖隆「咲希ちゃん。」


咲希「ん?」


聖隆「昨日の事なんだけど…さ。」

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