テキストサイズ

エチチ短編集

第1章 プレゼント

俺が誕生日だって言ったら、萌歌は素直に聞いてくれた。


陸「髪、まとめたんだね。萌歌、洗ってくれる?」


萌歌「ほ、本当は…恥ずかしいんだからっ。」


恥ずかしそうにバスタオルで隠しながらも、バスルームに入って来てくれた。


陸「じゃ、頭からお願いします。」


それから萌歌が丁寧に頭と背中を洗ってくれた。


萌歌「できた。洗い終わったよ?」


陸「ありがとう。萌歌も洗ってあげるよ。タオル外して。」


萌歌「…え?きゃあ!?〜〜〜っ。か、返して。」


油断していたようで、あっさりバスタオルは俺の手の中へ。


萌歌は身体を手で隠しながら、バスタオルを取り返そうと必死になっている。


陸「渡したら萌歌のこと洗えないから返さない。」


萌歌「り、りっくん///」


陸「お返ししないと、な。ほら、背中流すだけだから大人しくしてよ。」


萌歌「う、うん…。」


たっぷりと泡をたてて、萌歌の背中に手で触れた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ