狂愛の巣窟
第1章 【入り乱れた関係に…】
「あぁんっ…あぁんっ…享(とおる)さんっイク」
「ハァハァ、好きだよ十和子っ…愛してる…っ」
子供達も寝静まった深夜帯。
週に1〜2度、主人に求められセックスしています。
まだまだ性欲旺盛な働き盛りですから。
適度に抜いて差し上げないと…と妻の役目を果たします。
「十和子の身体はスベスベしていてずっと触ってたいな」
「ボディークリームのお陰よ」
「良い匂いだよね、それ」
「うん、もうすぐなくなるからまた明日届くの」
「定期便?うんうん、十和子が気に入ってるなら…俺も気に入った」
ベットの上でこれでもかというほどキスの嵐を受けて酔い痴れる。
また固くなるのを肌で感じていて。
明日は休みでもないのに凄い性欲。
「まだ良い?」
「子供達が起きちゃうわ」
「十和子が声を抑えてくれたら大丈夫だよ……このまま挿れるね?」
添い寝状態で後ろから挿入されます。
片脚を広げるように上げられて徐々に激しくピストンされる。
享さんの腕枕してる方の指が口の中に入ってくる。
「しゃぶって?十和子」
「んんっ……」
「ハァハァ……このままイキたい、声我慢して十和子……良い子だ」
指をしゃぶりながら甘噛みし痙攣する。
2回目は早い射精でした。
股の間に垂れてティッシュで拭き取る。
新しい子を授かる気はありません。
主人は欲しいみたいですが中出しされても隠れてピルを飲み続けているので難しいかと思います。
「明日は帰り早いの?」
「いつも通り7時には会社を出るよ」
「わかった、おやすみなさい」
「おやすみ、十和子」
新婚のようにくっついて寝る事はなくなったけどセックスの回数は変わらない。
享さんのセックスはねちっこくて好きなんです。
終わりそうで終わらないのは逆に燃えますね。
翌日の朝。
主人を見送った後に長男の一颯(いぶき)が大きな欠伸をしながら起きてきた。
「おはよう、十和子さん」
「おはよう、一颯くん」
大学生になった途端、突然再婚しますって現れた私を快く受け入れてくれた彼は私を義理母ではなく一人の女として扱ってくれます。