狂愛の巣窟
第1章 【入り乱れた関係に…】
「じゃあ、ずっと好きでいてくれたの?和泉くんは」
「あ……僕の名前、覚えてくれてたんですか?」
「んんっ……ふぅ、土屋和泉くん……ずっと定期便届けてくれてたじゃない、覚えるよそりゃ…」
ちゃんと届け人だってフルネームで記載されてるんだから。
嬉しそうに笑ってキミは果てた。
お尻に垂れていく温かい精液。
「汚しちゃってごめんなさい」
「良いのよ、気にしないで」
背中のファスナーも上げてくれて身なりを整える。
「お茶でもどうぞ」と言ったら社交辞令じゃなかった事が嬉しかったみたいで頬を赤らめていた。
キッチンに立つと後ろについて来てバックハグしてくる。
ソファーに座ってと言ったのに若さゆえにまた固くして擦り寄せてきてるの。
どうしよう、身が保ちません。
「えっと、和泉くん?ソファーに…」
「嫌です……時間勿体ない」
「え…?」
「やっと通じ合えたのに……まだ触れてたいです、ダメですか?」
珈琲さえも作らせて貰えないのね。
抱き締められて身動き出来ないんだもん。
「ねぇ、私、人妻なの」
「はい……わかってます」
「逃げるなら今なのよ?今此処を立ち去ったら白紙に戻れる……私たちの間には何もなかった、これからも何もない」
「嫌です……無理です、もう」
振りほどくんじゃなくて身体を回転させて向き合うの。
ピタリとくっついて離れようとしない仕草に笑みが溢れる。
「じゃ、もっと教えてよ……和泉くんの事」
「はい……僕は好きな人とキスするのが好きです」
「したいの?」
もう鼻と鼻がくっつきそうなほど顔を近付けてきている。
「はい」と言われたら顎を上げてあげるしかないのよね。
まだ未熟なキスだけどそれに応えてあげればどんどん固くなってくる。
「もっとしたいです……十和子さんのキス…気持ち良い」
脚と脚の間に入れてくる腿でオマンコを擦り付けてくるから反応してしまう。
僅かに漏れた声に興奮してしゃがみ込み頭をスカートの中に入れてきた。
「えっ……いやっ……何してるの!?」
「お願いします、嗅がせてください……十和子さんのオマンコにもキスしたい」