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狂愛の巣窟

第7章 【再燃するココロとカラダ…】






腕を解いて向かい合う。
昨日の絶倫時とは違った悄気げた顔。
ちょっと大人気なかったかな、今のは。




「克っちゃんが会いたいって言ったら頑張って時間作るね?それまで待ってて」




ズルくてごめんね。
それが不倫だから。
限られた狭い世界で自由に羽ばたけもしない、エサもろくに与えてもらえないけどめげずに耐えてくれる?
一番にはなれないってちゃんと理解しててね。




「十和ちゃん……最後にもう1回、ごめん、我慢出来ない」




そう言われて唇を塞がれた。
ストッキングまで履いたのに……全部脱がされて。
上は着たままで小さな丸いテーブルに乗せられて正常位で繋がる。




もう明るい朝なのに。
やめなきゃ……離れなきゃ。
そう思うのにこの舌は克っちゃんの肉棒にしゃぶりついて離れない。




「欲しい……来て」と自ら挿入させる。
支えてもらいながらピストンに酔いしれる。




「ダメ……もう行かなきゃ……」




「ハァハァ……十和ちゃん」




至近距離で見つめ合って一瞬中断した。
わかってる。
行かなきゃいけないけど離れられない。
サヨナラしたら当分は会えなくなるから。
目と目で会話するみたいに揺れてる。




「帰んなきゃ………」




でもまだ欲しい……
あれだけ重なったのにもう足りない。
言葉と心は真逆で。
私からまたキスをした。
ピストンも再開して舌を絡ませながら喘ぐ。
ギリギリの時間まで愛し合ってしまいました。













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