狂愛の巣窟
第4章 【意のままに踊らされて…】
「あぁんっ…あんっ…享さん、もっと優しくして…っ」
「無理だよっ…ずっと我慢してたんだからなっ」
帰りは思いの外、渋滞にハマってしまい帰宅が遅くなってしまった。
だから途中で享さんと合流して一緒に帰って来たのだ。
だから一段と誰かさんは拗ねてしまった訳で。
帰って来たら一番に抱き締めたかった…なんて言わせてしまう。
それなのに私は享さんに抱かれて、この押し殺す喘ぎも聞かれているのかと思うと堪らなく興奮する自分が居ました。
言い付け通り、享さんに中出ししてもらいました。
「十和子……十和子〜」
「んふふ、はーい、どうしたの?」
「何でもないけど無性に呼びたくなる」
「アハハ、何それ〜」
「昨日、十和子と電話で話した後……此処でシちゃった」
「え?えーと……ひとりでって事?」
「うん……煽ったの十和子でしょ?眠そうなの、アレ反則だよ?めっちゃ抱き締めたかった」
「何だ、ひとりで出したんだ?」
「う、うん……ダメだった?」
「エヘヘ、それはもう一回シちゃうの刑だな」
「十和子……あぁ、勃っちゃった」
「本当、元気だね?次は上乗って良い?」
「うん、でも十和子、声抑えてね?」
「ヤダ………無理かも」
「あぁ……くっそ可愛い」
「ん………」
唇が重なって舌先を絡ませ合う。
享さんは可愛く目を閉じてるけど、私は結構目を開けちゃってる。
頑張って舌吸ってる男の人のキス顔が好きなの。
たまに目を開けてきてクスクス笑い合ったり。
2回出してもらって眠りにつきました。
翌朝、一颯くんにも激しくバックで突かれ下着を汚された。
「待たせ過ぎだよ……もう手伝い行かないで」
「ごめんね、有紗の練習試合も観に行ってくれて有り難う」
コーヒーメーカーをセットしたらまた後ろから抱き締められて「まだ足りないってば」と対面立位で挿入されました。
キッチンでこんな事……許されないのに求められたら応えてしまう。
そんな顔して悲しまないで。
何だってしたくなる。