狂愛の巣窟
第1章 【入り乱れた関係に…】
「あっ……佐倉…さんっ」
ローションなくても良いくらい濡れてる。
キミは幾つくらいかな。
見た目は20代前半…かな。
一颯くんよりは年上な気がする。
「彼女とか居ないの?こんな年上の人妻で良いのかしら」
「歳なんて……関係ない、です」
「ふーん、このまま出す?どうしようか」
良からぬ事をまた考える…?
可愛らしいから言わせたくなるの。
キミがどこまで度胸があるのか試す為でもある。
クチュクチュと厭らしい音だけが鳴っていて、耐えながらどう答えるべきか必死に頭巡らせてるんでしょ。
度胸がなければこのままで終わる。
リスクを犯しても突き進む度胸があるなら私は遠慮なく頂く事にします。
選ばせるのはいつも相手方です。
私はそれに従うだけ。
「あっ……このままだとイっちゃう」と私の手を止めてきました。
「抜きたいんでしょ?」
「はい……でも…挿れたい」
え…?いきなりソレ!?
フェラを要求するかと思いきや……若いね。
すぐ挿れたがるのはモテないぞ?
年上なら飢えてるとでも思ってる?
そうね、こんな若い子とセックスなんて早々ある事じゃないもの。
「でも私、ココもっと気持ち良くさせたいな……舐めても良い?」
「あっ、でも…僕今日汗掻いちゃって…シャワーも浴びてないので舐めるのはちょっと…」
そうか、それで遠慮してたのね。
手コキを続けながら見上げるの。
何で?腰動いてるのにダメな訳ないでしょ。
「私ってね、汗たくさん掻いた後の匂いが好きなの……ちょうだい」
「あっ…!佐倉さんっ……あぁっ…!」
止められる筈もないよね、お口の中でどんどん大きくなる。
うん……美味しいよ。
匂いも全然嫌じゃない。
寧ろ興奮する匂い。
我慢して……まだイっちゃダメ。
全部咥えきれないほどビンビンだね。
ここに手を置くのよ、と彼の手を私の頭に置いた。
遠慮がちに掴んで喘ぐ声は更に私を濡らすの。
まだ欲しい……飲み干したい……なのにキミはイクのを恐れて口から抜いてしまう。
「あっ…ハァ…ハァ……挿れたいです」
「どうやって挿れたいの?」
「後ろから…突いて良いですか?」