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【リレー小説】ルイーダの酒場

第22章 忍者 カズマ

「過去に行けるって? ひょっとして爺やに会えるかも?」

……誰?

見ると、ムトの足元に、茶色い猿のような生き物がいた。ムトは気にはせず、瓦礫から現れた少年に話しかけた。

「……で、あんた過去から来たといったな。一人で来たのか?」

「いや、チョコボっていう黄色い鳥と一緒に」

「いや、あんたファイナルファンタジーから来てるだろ! てか、世界観違う場所から来るんじゃねぇよ」

「違いますよ。たまたまです。僕らは、土・火・水・風の4つのクリスタルの輝きを遮る4体のカオスってのを」

「ファイナルファンタジーじゃねえか! ごっちゃにするんじゃねえよ」

「今は、メーカーは一緒です」

「そんな問題じゃねぇ! 同じメーカーであってもだな、そこはクロノトリガーあたりにしとけ! ならキャラデザイン鳥山明で、なんとか誤魔化しきくだろ!」

すると足元から、

「ねぇ、どのくらい過去まで行けるの?」

猿のような生き物が喋った。

ムトは驚いた。

「うぉ、なんだお前! モンチッチか!?」

「違うよ、拙者はギガ忍者の末裔なり」

「コロ助か?」

いつからいた?


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