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【リレー小説】ルイーダの酒場

第23章 ぱへをやるぞ!

「おおっ、なんと! アリアッハァ~ンとは!」

まさに、ムト達が次に行こうとしていた場所だった!

思わぬ偶然のことに、ムトはつい興奮し、3時のヒロ●ン顔負けの『アッハァ~ン』が面白色っぽく出てしまった。

ムトの色気&お笑い度が、4ずつ上がった!

「てか、なんでアリアッハーンに旅の扉があることを知ってるんだ?」とパームが聞いた。

ピノは頭をポリポリとかきながら、「ここに来る前にて、間違えてそっちに行っちゃって、アリアッハーンの怖い兵士に睨まれました」と俯きながら言った。

「なるほど。まあ、兵士くらいならなんとかなる」とムトは拳を握り締める。

「ですが、あの場所は牢屋の中でしたよ」

「牢屋の鍵はある」とパームがなにもない手から、牢屋の鍵を出した。

「あるんですか! なら、アリアッハーンに」

「それやめろ! なんでアッハーンに引っ張っられてんだよ」

見上げれば、空はすっかり暗くなっている。
一同は、従業員がいなくなった、ダーマ神殿内の宿屋に移り、一夜を明かすことにした。

レミファが嬉しそうに笑う。

「ねぇ、こんなに人がいるんなら、ぱほ、いや、ぱひ出来るよね」

するとヤスが、「いま、生配信中だ。視聴者もいれてやれば、今まで出来なかったぱへが出来るぞ」と固定カメラを置いた。

ムトはそれを聞き逃がさなかった。次こそ寝ずに、ぱほの謎を解く。

だが、その時、

「ぱほぱひって、なんですか?」とピノが言った。


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