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【リレー小説】ルイーダの酒場

第25章 家族の絆

「……父ちゃんも母ちゃんもがんばってるんだ。俺だって、勝利のホームランを打ってやる!」

ヒロの攻撃!

「くらえっ、スマホのライト!」

ヒロは、スマホのカメラ機能にあるライトを付けて、デスピサロに向けた!

「ぐはは、そんなちゃちな光が通用するものか!」

ハバネロの恐怖でまだ怯えながらも、ヒロの攻撃をバカにするデスピサロだったが――

ピッカァーーンッ!!

目映い光が、デスピサロを襲う!

「ひいっ、まぶひぃっ!」

光は、間抜けな声が出ちゃう程眩しくて、デスピサロの上と下の両目をくらませた!

説明しよう。ヒロのスマホのライトは、通常のスマホよりも約50倍の光を放つのだ!
YouTubeの撮影の際、超暗ぁーい心霊スポットも撮影することもあるヤス達。だが暗すぎて、通常のライトでは照らしきれないため、ヒロがあの手この手でライトをいじくり、目映い光を放てるようになったという。
ちなみにこれは、相手の攻撃の命中率を下げる『マヌーサ』と同じ効果だ。

「パームさん達、今だっ!」

ところが――

「くうっ、まぶひいっ!」

「まぶひいまぶひいなりぃー!」

「目がっ……目がぁーっ! あぁーっ……」

ヒロのライトがどれ程かと、ついつい興味本意で見てしまったパーム・カズマ・ム●カのマネをするイワハシの、お三方も、目が眩んでしまったのだ!

はやてまでも、まぶひくて、ゴロゴロと転げ回っている。

「っ、お前らはバカかっ!」


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