テキストサイズ

【リレー小説】ルイーダの酒場

第25章 家族の絆

こいつぁ、俺人生初の、超絶グッドタイミン!

「よし行け、イワハシさん!」

勝利を確信したヤスたちが、カメラをまわしつつ応援する。

YouTube画面一杯に、深呼吸で集中力を高めるイワハシがクローズアップされた。
閲覧者たちからも、イワハシコールがどしどし届く。

と、イワハシに巻き付いていた龍が「ピゥピゥ」と鳴き、襟元に顔を突っ込もうとする。

「やめんか、こら」

多少くすぐったく感じながらもイワハシは、デスピサロの急所に狙いを定めた。

バリバリ……!

なんと、イワハシの胸部が盛り上がったと思いきや、服が破れ、上半身裸に。

そこまでの闘志と筋肉がイワハシに!? と、誰もが驚愕する。

が原因は、胸元に龍が顔を押し込んでいたからだった。
龍はそのまま、無防備な乳首に吸い付いた。

チュチュチュー

喉をゴクゴクと鳴らし、イワハシにしがみつく。

「まさか、俺って、乳が出るのか?」

「ピゥ」

龍は嬉しそうに、イワハシの乳首をペロロと舐める。

「かっわいいなぁ。ほら、もっと飲めよ」

王妃の椅子にかけたイワハシは、授乳を始めた。
それを見たヒロは頭を抱えて、叫んだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ