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【リレー小説】ルイーダの酒場

第6章 モンスターとの戦い

四人は旅を続け、数多くのモンスターと戦い、遊び、はにかみながら、ダーマ神殿に繋がる洞窟へとたどり着いた。

イワハシも足手まといながらも、なんちゃって商人の力をみせつけ、モンスターが落としたゴールドを細かく集めたり武器を安く仕入れたりと、メンバーをサポートする底力を見せていた。

「ムトさん、ここの洞窟を抜けたらダーマ神殿に行けます。しかし、強い敵が無限に出てきますぜ」とイワハシは過去にも通ろうとしたらしいが、戦闘能力が乏しく、泣く泣く諦めたといった作り話をした。

「しかし、補充した薬草や毒消し草が足りるかどうか……」とパームは心配する。

「ここしか道がねえんなら行くしかねえだろ。モンスターでアイテム持ってそうなやつがいたら、片っ端から奪ってやる。なんせ、俺は盗賊だしな。中には薬草持ってるやつもいるだろ」

「宝箱もいっぱいあるしね。あ~あ、派手な服でも落ちてないかなぁ」

「レミファは、そんなんで賢者になる気あんのか?」とムトは冷たい目でレミファを見る。

「うん、賢者になったら、もっと落ち着いて人のためになることが出来るかなぁ~て」

「さぁ、行こうか!」

「え、無視?」


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