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美しくて残酷な世界

第3章 嫉妬

「いいよ。誰もいなし。遠慮しないで。」

「うん。」

そして私は、修也君を家に入れた。

「ソファーに座って。今、ジュース出すから。」

「thank you。」

修也君は、バッグを降ろすと、ソファーに座った。

「テレビ観てもいい?」

「いいよ。」

ジュースを持って行って、テレビの電源をつけた。

「あっ、ドラマの再放送やってる。俺、このドラマ、好きなんだよね。」

「へえ。」

修也君と一緒にいる度に、新しい修也君を知って行く。

うん。

私、修也君とだったら、上手くいくのかもしれない。

その時、私の手と修也君の手が触れた。

「あっ、ごめん。」

「ううん。」

何でもないって顔をしたけれど、本当は男の人の手に触れたのは、初めての事。

遠い昔、拓人さんと手を繋いだ事あるけれど、それは小学生の時だったし。

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