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ヌードモデルに赤い薔薇

第2章 ヌードモデルのパンティ

だが、そこは私の自慢の変態彼氏だ。

赤い薔薇のヌードモデルにますます興奮した彼は、彼女の手を引いて、床に立たせた。

理恵ちゃんは、まとわりついたスカートを自分で抜き取る。
そのときの魅惑的な脚の動きに私までドキリとした。

このとき、抜け目なく、彼氏も素早く服と下着を脱いでしまった。(やだー)

全裸男にパンティ一枚で鑑賞される目隠しヌードモデル。

現実とは思えない光景。

──すっごくスタイルいい、と彼が口に出した。

ありがとうございます、と理恵ちゃんが言う。

──スリーサイズは?

こら、そういう質問は禁止!

──上から、○○、○○、○○です。

理恵ちゃんも正直に答えない!

事務所にあるモデルのカタログには、ワンピース(白に限る)かビキニ(色は自由)の正面直立の全身写真が載っている。

そして、身長とスリーサイズも。

他はどうか知らないが、うちの事務所では新規登録の時に数字を自己申告するだけだ。
理恵ちゃんはそれを答えたらしい。

──測らせてくれる?

こらー! この変態、なに考えてる!

そして理恵ちゃんもOKしないの!


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