
エッチな女子高生は年上がお好き
第4章 お近づきの印に
「おすすめか。お酒が好きなら、クラフトビールのお店で美味しいところがすぐそこにあって、でも、ほぼ初対面だと嫌ですよね、お酒とか。あ、イタリアンどうですか?ピザがすごく美味しくて!あとは、ガッツリ肉バルとか」
すらすらとこんなに出てくるなんて、大人すぎる。。眩しい。。かっこいい。。イタリアン、肉バルってなに?ファミレスくらいしか食べてきてないんですけど!てか未成年なんですけど!
「あー、いいですね。イタリアン、とか?」
うわー!慣れてるフリするなよ自分!
格好つけても可愛いことないのに。。。
「お!じゃあちょっとだけ歩きますけど、本当に美味しいので、おなかの準備しててくださいね」
「おなかの準備って、かわいい」
花木さんの顔が赤くなる。
「やめてくださいよ、もう」
なんていってニコニコしている。さながら天使。
ストレートヘアの黒髪が風に揺れていて、柔らかく光を反射している。眩しい。
「ごめんなさいね、僕、ライブで2杯お酒飲んじゃって、もうほろ酔いなんです」
えへー、と笑う。なんでそんなに可愛いんですか?とききたくなるのを抑える。
