
エッチな女子高生は年上がお好き
第7章 お家にお泊まり!?
どうしたらいいかわからず少し黙ってしまったわたしをみかねて、花木さんが口を開いた。
「お腹いっぱいだね。もうこのまま帰る?お茶でもする?」
「一緒に、いたいです」
直球に言ってしまった割に、思いの外恥ずかしくて赤面する。
「ハルさんは正直俺のことどう思ってますか」
「どうって、、、別に、、」
私の可愛くないところがでてしまった。別にってなんだよ、と思いながら、でも「好きです」なんて言ってしまって、「まあ、付き合うつもりはないんだけどね」とか言われてしまった時のことを考えると、何も言えなくなる。
乙女心は自分でも計り知れない。
「別に、なにー?」
花木さんはただ不思議そうな顔をしてこっちをみている。
「別に」に続く言葉はなかったのに、聞き返されて何か答えなくてはならない。
「嫌いではないですけど」
「好きでもない?」
「いや、、それは、、」
私はあからさまにオロオロして、今にも思考が停止しそうなくらいだ。視界がぐるぐるまわるような気がして、言葉がうまく出てこない。
「俺はハルさんに好きになってもらえたらなって思ってるけど、もう少しがんばらなきゃか」
