
エッチな女子高生は年上がお好き
第7章 お家にお泊まり!?
男は馬鹿だから、同じ部屋にいると欲情してくるのは、仕方のないこと。意識を逸らすように、他のことを考える。
頭をブルブルと振って、それでもハルさんは頭から離れなくて、どうしようもなかった。
気を逸らしながら、寝る気にもなれなくて、意味もなく携帯を触って時間を過ごした。
「ん…」
すると、ハルさんが少し呻いてモゾモゾと動いたあと、パチっと目を開けた。
「あ、え…花木…さん?」
「起きた?大丈夫、何もしてない…。俺の、部屋」
「もしかして、酔っ払って…?ごめんなさい」
店を出てから数時間が経って、酔いが覚めてきたのか、さっきまでとろんとしていた目に力が入っている。
「いや、僕こそ止めればよかったのに。お酒、慣れてないって、気が利かなくて、ごめんなさい」
お水を手渡すと、起き上がってぐびぐびのんだ。
白い喉が脈打っている。
「いや、自分の身は自分で守らなきゃ。でも、花木さんでよかった」
