
エッチな女子高生は年上がお好き
第7章 お家にお泊まり!?
恥ずかしそうにニヤッと笑ったハルさんが、顔を伏せる。俺はそっと小さな体に手を回して、立ったまま抱きしめる。
頭を撫でるとふんわりいい香りがして、サラサラの髪の毛が指の間を流れる。
「おじさんを虜にしちゃだめだよ」
「お兄さんでしょ」
「優しいね」
「私たち、まだお互いのこと何も知らないのにね」
顔を上げたハルさんは悪戯っぽく笑って、俺の体をぎゅーっと強く抱きしめた。
「私、花木さんに言わないといけないことがあります」
少しトーンが下がった声に、心臓がキリッと痛んだ。何か嫌な予感がして、心拍数が上がるのを感じる。
「どうしたの…?」
「嫌いにならない?私のこと」
泣きそうな顔のハルさんが俺の手を握る。
「好きだよ、大丈夫」
