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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る



話し合いのあと、元基先生はひどく落ち込んでいた。



「……なにも、できないですね。治してあげられない」



医局のソファに腰掛けるが、体の力が抜けないようだった。

拳をぎゅっと握り締め、それでも涙はこぼさずに、俯いて足元を見つめていた。





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