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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 4 武石健太(4)

 ウラを返せば美和は…
 本当に、俺的には都合の良い、面倒くさくない女であったのだ。

 だから…

 今回の美和からのこのお盆休みの京都旅行の誘いは…

 美和自身の心境の変化、いや、俺との付き合い方の新たな進展、発展の為の旅行なのか?…

 そう思い、そしてこの旅行の誘いは6月の終わりであったし、まだ、俺の現在の様な佐々木ゆかり部長や蒼井美冴さんとの関係等は全く存在さえも、予想さえも無かった訳であったから…

 軽く…

 そして…

 面倒くさくなったら別れればいいや…
 その位に考えていた。

 そして、今夜、この今の美和の積極的な誘い…
 だからこそ、さすがの俺の心が痛む。

 だが…

 オスの本能の昂ぶりはもう止まらない…

 俺は美和を抱き締め、唇を貪り、浴衣の隙間に手を入れていく…

「は、はぁん、け、けん…」

 湯上がりと、軽いアルコールと、美和自身の欲情からなのか…
 浴衣の胸元はうっすらと情欲の汗で湿っていた。

 そして大き過ぎず、小さ過ぎない、柔らかな乳房に触れていく…

 美和は身長155㎝前後の中肉中背…
 細過ぎず、そしてぽっちゃりでもないが、柔らかい感触の魅惑的なカラダである。

 そしてバツイチとはいえ、子供は無かったから、妊娠による影響のカラダの崩れは無く、31歳という実年齢よりは若く見える…

 そして俺の長年の憧れの佐々木ゆかり部長や、今、現在、俺の心を夢中にさせ、捉えて止まない蒼井美冴さんの二人とは、全く真逆な…
 正反対なタイプの女性といえた。

 だが、蒼井美冴さんという存在さえなければ、まだまだ仲良く付き合っていた筈だし…
 更にもっと親密で、良好な関係には間違いなくなった筈なのである。

 本当に、タイミングが悪かったのだ…

 俺はそんな事を想いながら、柔らかな美和の乳房を揉み、唇を乳首へと下ろしていく…

「はぁぅっ…」
 美和は乳首を含んだ瞬間に、ビクンと震えた。

 そう、彼女はかなり乳首が感じる性感帯なのだ…




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