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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 5 武石健太(5)

 俺は柔らかな美和の乳房を揉み、唇を乳首へと下ろしていく…

「はぁぅっ…」
 美和は乳首を含んだ瞬間に、ビクンと震えてくる。

 そう、彼女はかなり乳首が感じる性感帯なのだ…

 だから彼女とのセックスの前戯の愛撫は、まず乳房から…
 そして乳首をじっくりと責め、弄る。

 それが美和の昂ぶりの最初の源となる…

 舌先で弄り、唇で吸い、舐めていく…

「は、ぁ、や、ん、ぁぁ…」

 美和は感じ、汗ばみ、小さく震え、身悶える…

 そして乳首がこれ以上というくらいに固く勃ってきた…

「はぁ、や、ん、んん…」

 俺は、自らの足を美和の両脚の隙間に挟み込み、そのままグイと股間へ押し上げていくと…
 なんと浴衣の下はノーパンであり、ぐっしょりと、浴衣に染みるくらいに愛の蜜を濡らし、溢れさせ、垂らしていた。


「はぁぁん、け、け…んちゃ…ぁん…」
 美和は、身悶え、喘ぎながら、俺の名前を囁いてくる。


 うん?…

 こんなに喘いでくるのなんて…

 そうである…

 美和がセックスの最中に、これほどに喘ぎを上げ、俺の名前を呼ぶなんて…
 初めての事であった。

 いや、それだって、今までの俺自身の経験からは、全然控えめであり、ほぼ無口、無音、無喘ぎに近く…

 慣れてくるまでは…
 感じていないのだろうか?、という位に思った程であったのだ。

 本当にその位、喘ぎも控えめな美和であったから…
 今夜の美和はこの位でも、いつもと比べると激しく感じてしまうのであった。

 やはり…

 やはり、今夜の美和は…

 いつもと違う…

 そしてそれはある意味…
 
 今夜の俺自身とも同じであるのか…

 ただ違うのは…

 美和は明日からの俺との関係を見据え…

 俺は今夜で終わり…

 つまりはプラスとマイナスな、真逆な考え…

 思惑といえる…





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