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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 7 武石健太(7)

 今夜の美和は…
 いつもの彼女とは違っていた。

 本当に違っていた…


「はぁ、ふうぅ…」
 そう吐息を漏らし、唇を離したと思った瞬間に…

 なんと、俺の上に跨がり…

 そして…

「はぁぁん…んん…」

 自ら導き…

 挿入れてきて…

「ん、んん、ん、あぁぁ…」

 腰を動かしてきたのである。

「あ、お、おぃ、み、美和…」

 いわゆる騎乗位という体位で…

「あ、ん、ぁぁ、け、健ちぁゃん…」

 腰を一心不乱に動かし…
 喘ぎ、震え、淫れてきたのだ。

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あっ、あっ、あぁん、んん…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 この半年間の美和とのセックスで…

 こんな体位をしてくる、いや、こんな積極的な美和は…

 初めてであった…

「あっ、んっ、け、健ちゃぁん、あぁん、けんちゃん、け…ん…っん…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 そして美和一人が激しく動き…

「ん、はぁぁぁ…んん……あっ…」

 絶頂を迎えたようであった…


「はあぁ、はぁ、はぁ、はぁぁぁ…」

 そう、吐息を荒げ…
 ぐったりと俺の胸に倒れてきたのだ。

「お、おい、み、美和…」

「はぁ、はぁ、はぁぁ、け、けんちゃん…」
 すると濡れた目で俺を見つめ、そう囁き…
 キスをしてくる。

「はぁぁ、けんちゃん、大好き…」
 そう囁きながら、激しく舌を貪ってくるのだ。

 美和は一人で挿入れてきて、一人で激しく腰を動かし…
 そして一人勝手に、瞬く間に絶頂感を迎えた。

 その間、俺は仰向けに寝ていただけであったから…
 同然、イッてはいない。

 だが俺の心は美和とは真逆の、マイナス的な想いではあるのだが…
 残念なことに、未だ若いのだ。

 この自らの昂ぶりを自制できる心の強さは…

 まだ、無かった…

「み、美和ぁっ…」

 俺は瞬時にカラダを起こし、態勢を入れ替え、美和に挿入れていく…

「あぁん、け、けんちゃん…」
 
「み、美和ぁっ…」

 そして今度は俺自身が、一心不乱に腰を打ち付けていく…

 まだ若い、28歳の俺は…
 とにかく出さなくてはいられなかったのである。
 
「あっ、うっ、あぁ、美和ぁっ…」

「はぁん、んっ、けんちぁゃん…」
 
 そして1泊目の夜が終わった…



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