シャイニーストッキング
第11章 絡まるストッキング10 連休最後の2日間…
15 武石健太(12)
『急遽、お友達と今夜、明日と泊まりで出掛けるから、16日まで我慢してね♡』
と、いう美冴さんからのメールが来たのだが…
俺の心は一瞬の絶望感から一転し、高鳴った、しかし今度は、一瞬でも疑惑心、猜疑心を持ってしまった心が、また、再び、ザワザワと…
いわゆる、『疑心暗鬼』という想いの迷宮に陥ってしまい…
更に騒ついてしまってきていた。
急遽、お友達と泊まり…
それは構わない。
美冴さんの交遊関係なんて全く分からないし、いや、知る訳もないから…
だけど…
だけど…
携帯電話の電源を切った…
そのことに、どうしても心が騒ついてしまうのだ。
ただでさえ、毎日、毎晩、いや、暇さえあれば美冴さんと電話で話したいと思っていて、そんな思いを無理矢理に我慢し、押さえつけている…
だから、絶対にしつこい筈が無い。
それなのに…
いや、俺だったら…
俺がもし、携帯電話の電源を切る理由…
それは…
「あぁ、ダメだぁ」
考えたらキリが無い…
正に疑心暗鬼…
猜疑心がぐるぐると脳裏を駆け巡ってしまう。
例え、どんな理由があろうとも…
万が一、本当の理由が違うのであっても…
こうしてメールが、待ちに待ったメールが来たではないか…
これで良しとしなければ…
そして、確実に16日には逢える事が分かったのだから…
よしっ、気分転換しよう…
腹も減った…
「よし、まずはメシだ…」
俺は着替えをし…
気分転換に、外にメシを食べに出た。
だが…
ダメだった…
この前、美冴さんと二人で来た、商店街の町中華屋に入り、ラーメンとギョウザを食べていると…
『健太さんもギョウザ食べてくれないとなぁ…
キスできなくなっちゃう…』
と、いう、あの美冴さんの甘い囁きが、不意に、脳裏に蘇ってしまったのである。
更にザワザワと騒めきが、強く、高鳴ってしまう…
「あぁ、ヤバい…」
こんな気持ちは…
初めてであった…
いちおう、大学生時代は…
佐々木ゆかり部長が留学して居なくなってからは…
ナンパ師として、結構遊んできたんだけどなぁ…
ヤバいなぁ…
あぁ、美冴さんに逢いたいなぁ…
いや、ヤリたいなぁ…
『急遽、お友達と今夜、明日と泊まりで出掛けるから、16日まで我慢してね♡』
と、いう美冴さんからのメールが来たのだが…
俺の心は一瞬の絶望感から一転し、高鳴った、しかし今度は、一瞬でも疑惑心、猜疑心を持ってしまった心が、また、再び、ザワザワと…
いわゆる、『疑心暗鬼』という想いの迷宮に陥ってしまい…
更に騒ついてしまってきていた。
急遽、お友達と泊まり…
それは構わない。
美冴さんの交遊関係なんて全く分からないし、いや、知る訳もないから…
だけど…
だけど…
携帯電話の電源を切った…
そのことに、どうしても心が騒ついてしまうのだ。
ただでさえ、毎日、毎晩、いや、暇さえあれば美冴さんと電話で話したいと思っていて、そんな思いを無理矢理に我慢し、押さえつけている…
だから、絶対にしつこい筈が無い。
それなのに…
いや、俺だったら…
俺がもし、携帯電話の電源を切る理由…
それは…
「あぁ、ダメだぁ」
考えたらキリが無い…
正に疑心暗鬼…
猜疑心がぐるぐると脳裏を駆け巡ってしまう。
例え、どんな理由があろうとも…
万が一、本当の理由が違うのであっても…
こうしてメールが、待ちに待ったメールが来たではないか…
これで良しとしなければ…
そして、確実に16日には逢える事が分かったのだから…
よしっ、気分転換しよう…
腹も減った…
「よし、まずはメシだ…」
俺は着替えをし…
気分転換に、外にメシを食べに出た。
だが…
ダメだった…
この前、美冴さんと二人で来た、商店街の町中華屋に入り、ラーメンとギョウザを食べていると…
『健太さんもギョウザ食べてくれないとなぁ…
キスできなくなっちゃう…』
と、いう、あの美冴さんの甘い囁きが、不意に、脳裏に蘇ってしまったのである。
更にザワザワと騒めきが、強く、高鳴ってしまう…
「あぁ、ヤバい…」
こんな気持ちは…
初めてであった…
いちおう、大学生時代は…
佐々木ゆかり部長が留学して居なくなってからは…
ナンパ師として、結構遊んできたんだけどなぁ…
ヤバいなぁ…
あぁ、美冴さんに逢いたいなぁ…
いや、ヤリたいなぁ…