シャイニーストッキング
第11章 絡まるストッキング10 連休最後の2日間…
20 美冴と健太(2)
「もしもし…
わたしです、美冴です…」
8月15日午後4時…
蒼井美冴さんから電話が着信した。
「あっ、は、はい、み、美冴さんっ」
俺は思わず興奮してしまい叫んでしまう。
「あ、もう、そんな大きな声出してぇ」
「え、あ、い、いや、すいません、でも嬉しくてぇ…
つい…」
だって美冴さんとは、10日の夕方以来の約5日振りなのだから。
そして美和との事があり…
急な美冴さんのお友達という俺の知らないプライベートな用事で…
本来14日には逢える筈だった予定が狂い…
そして恥ずかしいかな、疑心暗鬼、焦燥感、不安感…
そして有らぬ想いである嫉妬心まで抱いてしまっていたのであるから。
だから…
この電話は、神からの啓示に近いのだ…
「うん、そうよね、5日振りだもんね」
「あ、はい、でも、明日じゃ…」
そう一昨日のメールでは明日、つまり16日の夜に…
と、一方的に告げられていた。
「うん、急にね、予定変更になってね、お友達とは今日の午後にお別れしたのよ」
「えっ、じ、じゃあ」
「うん、空きましたけど?」
「あっ、う、うわっ、ま、マジっすかぁ…」
俺のテンションは一気に高鳴る。
「うん、そう、マジっす…」
そして、こんな優しい返事までしてくれ…
これまでの不惑な想いは吹き飛んでいった。
「あ、ああ、じゃ、じゃあ、逢いたいっす、今すぐにでも美冴さんに逢いたいです」
再び俺は、つい大きな声で叫んでしまう。
「うふ、も、もう健ちゃんたらぁ…
逃げないからぁ、そんな叫ばないの」
「あ、はい、すいません…
つい、興奮しちゃって…」
「じ、じゃあ、今すぐにでも…」
今すぐにでも逢いたい…
心が一気にドキドキと高鳴り、そして昂ぶりも感じてきてしまう。
「じゃあ、行くね、すぐでいいの?」
「あっ、は、はいっ、すぐにでも逢いたいです」
もちろんだ、すぐだ、すぐにでも逢いたい…
すると美冴さんは…
「うん…
わたしも…」
と、そう最後に言って電話を切ったのである。
わたしも…
わたしも…だって…
思わず叫びたいくらいに高まり、昂ぶってしまう…
ああ、美冴さん…
ようやく美冴さんに逢える…
いや…
抱けるんだ…
「もしもし…
わたしです、美冴です…」
8月15日午後4時…
蒼井美冴さんから電話が着信した。
「あっ、は、はい、み、美冴さんっ」
俺は思わず興奮してしまい叫んでしまう。
「あ、もう、そんな大きな声出してぇ」
「え、あ、い、いや、すいません、でも嬉しくてぇ…
つい…」
だって美冴さんとは、10日の夕方以来の約5日振りなのだから。
そして美和との事があり…
急な美冴さんのお友達という俺の知らないプライベートな用事で…
本来14日には逢える筈だった予定が狂い…
そして恥ずかしいかな、疑心暗鬼、焦燥感、不安感…
そして有らぬ想いである嫉妬心まで抱いてしまっていたのであるから。
だから…
この電話は、神からの啓示に近いのだ…
「うん、そうよね、5日振りだもんね」
「あ、はい、でも、明日じゃ…」
そう一昨日のメールでは明日、つまり16日の夜に…
と、一方的に告げられていた。
「うん、急にね、予定変更になってね、お友達とは今日の午後にお別れしたのよ」
「えっ、じ、じゃあ」
「うん、空きましたけど?」
「あっ、う、うわっ、ま、マジっすかぁ…」
俺のテンションは一気に高鳴る。
「うん、そう、マジっす…」
そして、こんな優しい返事までしてくれ…
これまでの不惑な想いは吹き飛んでいった。
「あ、ああ、じゃ、じゃあ、逢いたいっす、今すぐにでも美冴さんに逢いたいです」
再び俺は、つい大きな声で叫んでしまう。
「うふ、も、もう健ちゃんたらぁ…
逃げないからぁ、そんな叫ばないの」
「あ、はい、すいません…
つい、興奮しちゃって…」
「じ、じゃあ、今すぐにでも…」
今すぐにでも逢いたい…
心が一気にドキドキと高鳴り、そして昂ぶりも感じてきてしまう。
「じゃあ、行くね、すぐでいいの?」
「あっ、は、はいっ、すぐにでも逢いたいです」
もちろんだ、すぐだ、すぐにでも逢いたい…
すると美冴さんは…
「うん…
わたしも…」
と、そう最後に言って電話を切ったのである。
わたしも…
わたしも…だって…
思わず叫びたいくらいに高まり、昂ぶってしまう…
ああ、美冴さん…
ようやく美冴さんに逢える…
いや…
抱けるんだ…