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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 24 美冴と健太(6)

 わたしは、ゆかりさんとの逢瀬では感じなかった違う疼き、違う昂ぶりを感じていた。

 そう、男の、オスの、その熱くて固い、象徴の猛りが欲しくなっていた…

 あのゆかりさんとの逢瀬では全く感じなかったあの…
 男の、オスの象徴が欲しくなっていたのである。

 子宮がジンジンと昂ぶり、疼いてきていた…

「ねぇ、け、けんちゃん…
 ここ、ここじゃ嫌…
 ね、ねぇ、ベッドで…
 ベッドで愛してよ…」
 わたしは無意識に、そう囁いてしまった。

 きっと、熱くて、固い怒張が欲しい子宮の思考がそう言わせたのだと思われる…

 そのくらい、ジンジン、ズキズキと子宮は激しく疼き…
 そして、溢れる程に濡らしていたのだ。

 この健太のマンションは、中二階式のメゾネットタイプで、わたしたちは激しく唇を貪りながら、這うように螺旋状の階段を昇り…
 そして、その階段を這いながら、お互いに自らの服を脱いでいく。

「はぁ、あぁぁ…」

 ようやくベッドに辿り着いた時は…

 健太はすっかり裸となり…

 わたしは、キャミソールにストッキングの姿になっていた。


「み、みさえさぁん…」

「は、ふぅ、け、けん…」
 そうお互いに呟きながら、健太はわたしのキャミソールを捲り上げ、乳房を鷲掴みしてくる。

「はぁんっ」

 その荒々しい乳房の愛撫が…

 この三日間の、ゆかりさんとの同性同士の繊細で柔らかな、優しい愛撫とは対照的な、真逆な愛撫であり…
 この荒々しさが新鮮な快感を生んできた。

 その快感で全身が震えてしまう…

「はぁうっ、んんっ…」

「あぁ、みさえさん…」

 健太はそう囁きながら、乳房をギュッと揉みながら、乳首を吸い、舌先で弄ってくる。

 そして彼の膝が股の隙間に入り込み、グイッと股間を、アソコを押し、擦ってきた…

「はあぁんんっ…あっ、や、け…ん…」
 実はわたしはノーパン、パンスト直穿きであったのだ。
 
 基本、普段は紐パンティか、生理用シートを貼り付けてノーパンであった…
 いや、そう、昔の最愛のストッキングフェチな男、ゆうじに躾られていた。

 だから、慌てて健太宅に来宅する…

 つまりは抱かれにくる…

 ヤられにくる…

 そしてストッキングラブの快感を求める…

 だから、ノーパンパンストで来てしまったのだ…



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