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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 28 美冴と健太(10)

 それがこのストッキング直穿きの…

 下着という薄い布キレ一枚もいらない…

 邪魔なだけ…


「直ぐにでもけんちゃんに抱かれたかったから…」

 そう、素直に心の想いを吐露する…


 そして…

「ね、ねぇ…は、早くぅ…」

 ビリビリビリ…

 わたしは自らストッキングの股間に爪を立て…

 破き…

 両脚を開き…

 両手を開いて…

「早くぅ…シてぇ…」

 健太を招く。


「ああっ、み、美冴さぁんっ」

 そんなわたしを見た瞬間、健太は抱き付き…

「はやくぅ…挿入れてぇ…」

「あ、う、うん」

「はぁうっ、んっ」

 わたしは熱く、固い、猛々しい怒張という健太のペニスに…

 貫かれた…

「ああんっ、あん、んっ、け、けん…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

 健太は挿入れると、一気に激しく腰を打ち突けてくる。

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…
 そんな健太の動きに合わせてベッドが軋む。

 本来のわたしは、こんな激しいセックスよりも、じっくりと指先や舌先で愛されてからの様なセックスが好きなのだが…

 今夜だけは…

 いや、今夜に限っては、この健太の熱く、固く猛ったペニスが、男の象徴が欲しかったのだ。

 そして心を、心の中をノーマルにリセットしたかったのである…

 なぜならば…

 そのくらいに…

 ゆかりさんとの…

 女同士の…

 同性同士の愛の昂ぶりと快感が…

 甘く、危険な誘惑といえたから…

 別に今後、ゆかりさんを拒否するという訳ではなく…

 ただ、ただ、ノーマルにリセットし、戻したかったのである。

 それくらい…

 ビアンな快感は深く、底無しに感じたから…

 だから、いち早く、男の象徴を奥で感じ取り…
 中の、膣の、子宮の欲望を目覚めさせ、オスを求めるメスの本能を蘇えらせたかったのであった。

「はぁん、け、けんたぁ…
 もっと、もっとぉ、激しくぅ、強くぅ…」

 わたしは快感に喘ぎ…

 健太にしがみ付き…

 叫んでいく。

 めちゃくちゃに貫かれたい…






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