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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 29 美冴と健太(11)

 なんと、美冴さんは…

 自らの指先でストッキングの股間に爪を立てて破き…

 両手、両脚を開き…

「早くぅ…シてぇ…
 はやくぅ…挿入れてぇ…」

 そう、淫靡な声で…
 俺を誘ってきたのだ。
  

「あ、う、うん」

 そして俺は…

「はぁうっ、んっ」

 この熱く、固い、自らのペニスで…
 美冴さんを貫いた。

「ああんっ、あん、んっ、け、けん…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 そして一気に激しく腰を打ち突けると、その動きに合わせてベッドが軋み音を響かせてくる。

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

「はぁん、け、けんたぁ…
 もっと、もっとぉ、激しくぅ、強くぅ…」

 美冴さんはその快感に喘ぎ…

 俺にしがみ付き…

 快感の喘ぎを叫ぶ。


 今夜の美冴さんは…

 こんな美冴さんは…

 こんなに激しい美冴さんは…

 初めてだ…

「ああんっ、あん、んっ、け、けん…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…


「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

「はぁん、け、けんたぁ…
 もっと、もっとぉ、激しくぅ、強くぅ…」

 ほ、本当に、今夜の美冴さんは激しい…

 いや、いつもとは…

 まるで別人だ…

「あっ、あん、け、けん…」

 だが、俺は、こんな美冴さんもイヤではない…

 いや、大好きだ…

「あん、い、いい、けんたぁ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 この喘ぎ…

 快感に歪む顔…

 そして重なるカラダから感じる熱さ…

 そして汗…

 今夜…

 今夜が…

 今夜こそが…

 本当に美冴さんを抱いているっていう…

 そして飾らない本当の美冴さんを抱いているっていう…


 実感がする…




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