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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 30 美冴と健太(12)

「あん、い、いい、や、イッ、あぁ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 俺にしがみ付くかの様に肩を掴んでいる美冴さんの指先に力が籠もり…

「あ、や、イッ、イッちゃ…ぁぁう…」

 なんと、俺より先に美冴さんが…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、ふっ、はっ、はっ、はっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あんっ、やっ、イッ、イクうぅぅ…」

 背中をのけ反り、震わせ、絶頂感の喘ぎを叫び…

「あんっ、あっ、あぁ、っくうぅぅ…」

 全身を激しく震わせ、汗を噴き出し…

 絶頂していく。

 そして俺も…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「はっ、うっ、はっ、はっ、うっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

「あっ、ううっ…」

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 一気にラストスパートをかけ…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 ギシッ、ギシッ、ギシッ、ギシッ…

 激しくベッドを軋ませ…

「あっ、っくうっ」

 美冴さんの中で爆発した。

「あぁぁぁ……」

「はぁ、はぁ、はあぁ、ふうぅ…」

 いつもは俺の方が早く昂ぶってしまうのだが、今夜の美冴さんはアッという間にイッてしまったから…
 なんとなくだが、自分の中での自己満足な征服感が湧いてきていた。

「美冴さん…」
 そしてそんな征服感に浸りながら、絶頂感の余韻にぐったりとしている美冴さんにキスをしていく。

「あ…ん…け、けんちゃん…」

 あ…

 その時、初めて…

 美冴さんが俺を『けんちゃん』と呼んでいた事に気付いたのである。

 今までは、健太さんか、けんた…

 だったのだが…

 やはり、いつもの美冴さんとは違う感じだ…

 だからといって…

 逆に、より、親近感、親密感を感じているのだが…

 やっぱり、この連休中に美冴さんにも…

 何かがあったのだろうか?…




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