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シャイニーストッキング

第11章 絡まるストッキング10     連休最後の2日間…

 37 美冴と健太(19)

「あ、あぁ、そ、そん…あぁ…」

 まさに今、男を、健太を…
 征服している瞬間である。

 ジュル、ジュルル、ジュボ…

 ジュボ、シュル、ジュボ、ジュルル…

 わたしの口の中で健太の象徴が、喜悦で愉悦な震えを起こし始めてきた。

「まら…ひっひゃらめらからね…」

 まだイッちゃダメだからね…
 しゃぶりながら告げる。

「あ、は、はい、う、う…」
 だが、ビクビクと小さい震えが止まらない。

 ジュル、ジュルル、ジュボ…

 ジュボ、シュル、ジュボ、ジュルル…

 そしてわたしは攻めも緩めない。

 ギリギリまで攻めて…

 ギリギリまで昂ぶらせて…

 限界ギリギリまで…

 その方が快感も、絶頂感も絶大になり…

 余計な想いなんて吹き飛び、消え去ってしまうはずだから…

 ジュル、ジュルル、ジュボ…

 ジュボ、シュル、ジュボ、ジュルル…

 わたしはそう想いながら、一生懸命に舐め、しゃぶっていく。

 それに多分…

 お互いに過去をキレイに洗ってきたはずだから…

 もう二人で前向きになって…

 そして愛を育んでいくだけだから。

 ジュル、ジュルル、ジュボ…

 ジュボ、シュル、ジュボ、ジュルル…

「あ、うぅ、み、みさ…えさぁ…ん…」

 だが、しかし、さっき一度は出したとはいえ…
 かなり限界ギリギリまで昂ぶってきたようである。

 よし、少し…

 ジュルル…

 わたしは根元をギュッと握り締め、唇を離してひと休みしてあげる…

「あぁ、ふ、ふぅぅ」
 健太はホッとした様な声を漏らしてきた。

「もぉ、けんちゃんたらぁ…」
 わざと意地悪な目をして呟く。

「え、そ、そんなぁ…」

 あんなにされたら誰だってヤバいっすよぉ…
 健太はそう言い訳をしてくる。

「ふぅん、そんなこと言うんだぁ…」
 わたしは握っている手を上下に扱く。

「あっ、うっ、た、タイムっ、あ、すいません」
 慌て健太は身を捩りながら謝ってきた。

 本当に限界ギリギリみたいである…

「うん、よろしい」

 こんな会話も、また楽しい…

 なんとなくだが…

 わたしと健太の距離が縮んだ…

 いや、隔たりが消えた…

 そんな感じがしきていた…




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