シャイニーストッキング
第11章 絡まるストッキング10 連休最後の2日間…
61 ゆかりと大原本部長(23)
「プロジェクトが完全に軌道に乗らないとさぁ…
浩一さんの、いや、大原本部長の尻馬に、七光りに見られちゃうから…」
「あ、そうか、そうだな…」
確かに、そうかもしれない…
決してゆかりの新規プロジェクトの『計画準備室室長』と
『コールセンター事業部部長』というポジションは、彼女自身の実力であり、確かに少しは私の関わりの影響も無くは無いのだが…
本当に佐々木ゆかりという彼女自身の実力からの昇進であるのだから…
ここで安易な噂や中傷の類を刺激したくはなかった。
ましてや異例の出世に近いのだ…
ただでさえ、既に、陰では色々と騒いでいる輩が少なくはない。
「そうだな、ここで波風の素を刺激する必要は無いか…」
「うん」
するとゆかりはそう頷き、私に寄り掛かって…
「でも、嬉しかった…」
そう呟いてきた。
「あ…」
そしてそれがすごくかわいくて…
私の心を激しく震わせてきたのである。
本当に今までこんな表情はしたことがない…
「ゆ、ゆかり…」
私は堪ら図にゆかりの肩を抱き、キスをしていく…
そして心からこのゆかりが愛おしく…
抱きたく…
愛したくなっていた…
「ゆかり…」
「ぁぁ、こ、浩一さ…ん…」
今夜の第二幕の幕が上がっていく…
「プロジェクトが完全に軌道に乗らないとさぁ…
浩一さんの、いや、大原本部長の尻馬に、七光りに見られちゃうから…」
「あ、そうか、そうだな…」
確かに、そうかもしれない…
決してゆかりの新規プロジェクトの『計画準備室室長』と
『コールセンター事業部部長』というポジションは、彼女自身の実力であり、確かに少しは私の関わりの影響も無くは無いのだが…
本当に佐々木ゆかりという彼女自身の実力からの昇進であるのだから…
ここで安易な噂や中傷の類を刺激したくはなかった。
ましてや異例の出世に近いのだ…
ただでさえ、既に、陰では色々と騒いでいる輩が少なくはない。
「そうだな、ここで波風の素を刺激する必要は無いか…」
「うん」
するとゆかりはそう頷き、私に寄り掛かって…
「でも、嬉しかった…」
そう呟いてきた。
「あ…」
そしてそれがすごくかわいくて…
私の心を激しく震わせてきたのである。
本当に今までこんな表情はしたことがない…
「ゆ、ゆかり…」
私は堪ら図にゆかりの肩を抱き、キスをしていく…
そして心からこのゆかりが愛おしく…
抱きたく…
愛したくなっていた…
「ゆかり…」
「ぁぁ、こ、浩一さ…ん…」
今夜の第二幕の幕が上がっていく…