でも、猫系彼氏に振り回されたい
第1章 ツンデレじゃないもん
「さわって、りょう…ここ…」
湊が俺の手を掴んで触ってほしいところに持ってくる。
「りょう、おねがい…」
かわいい顔でおねだりをする湊を見ていると、俺も我慢が効かなくなってくる。
ゆるいジャージに形がくっきりとうつっている。
「かわいいね」
「うるせ…」
恥ずかしそうに眉をひそめて、泣きそうな顔をしている。
「腰、あげて」
ジャージを下着ごと一気に脱がせる。
昼間から、好きな男がエロい格好で俺の前にいる。その事実が尊くて尊くて、頭が働かなくなってくる。
頭がぼんやりとしてバカになっていく。