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短編集 一区間のラブストーリー

第16章 短編その十六


俺は忍び足で
脱衣カゴから彼女のパンティを盗み、
足を引きずりながらベッドルームに行き
急いでアダルトDVDをセットした。

男の身体やペニスを見慣れてる彼女でも
男女の営みを映像で見てしまったら
少しはムラムラしてくれるかもしれない。

再生ボタンを押すと
若い男女が裸で営むシーンが
テレビ画面に映し出された。


「すいません、
シャワー使わせていただきました…
あの、私の下着が見当たら…」

そう言いながら
ベッドルームにやってきた彼女は
ベッドルームでの光景を見て言葉を失った。

アダルトDVDを見ながら
彼女のパンティを鼻に押し当て
匂いを嗅ぎながら
勃起したチ○ポをしごきながら
オナニーしているのを
目の当たりにしてしまったのだから。

「な、なにをしてるんですか!」

彼女の非難する声に俺は
「ハッ!」と慌てて気づいたフリをして
彼女の下着をサッと隠した

「私のパンティ、返してください!」

さあ、早くとばかりに
彼女が右手をさしだした。

「す、すいません…」

しらじらしくも俺は
バツが悪そうに彼女に
手にしていたお宝を返した。

湯上りの彼女は
なんともいえないいい香りがしていた。
バスタオルを巻いた体…
肌が露出している部分がピンク色に染まって
その姿を見てるだけで
俺は3発ぐらい発射できそうだった。

「ほんとにごめんなさい、
その…なんていうか…
下着がすごくいい香りがしていたので…」

彼女が取り返した下着を穿こうと
脱衣室に向かい背を向けたら
後ろから羽交い絞めにして押し倒して…

俺の脳は猛スピードで、
これから彼女を抱くというシュミレーションを
考えていた…

テレビの画面は女性の局部がアップになって 男優の指がいやらしく
女のアソコを弄りはじめていた。

「足が痛いのに
オナニーしたくなっちゃったんですか?」

彼女の眼はテレビ画面に釘付けになっていた。

「す、すいません、
ここんところご無沙汰だったもので…」

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