短編集 一区間のラブストーリー
第19章 短編その十九
「に、西木様・・・」
「いやん、あかねと呼んで・・・」
あかねがスカートをたくしあげて
パンティを朝比奈に見せつけてきた
「いけません!そんな・・・
お客様とそんなこと・・・」
そう言いながらも朝比奈の股間は
見事に反応していた。
「ほら、もうこんなになってる・・・・
ねえ、私、いい女でしょ?
若い子に負けてないでしょ?」
今から清楚なセレブ夫人の
皮を被るのはやめよう・・・
好きな人には好きと告白し、
Hしたいと思えばすることにしよう
あかねの心はみるみると軽くなっていった。
そして心の軽さとともに、
女の部分がどんどんと表面に現れ、
股間を熱く潤わしていた。
「ほら、触って・・・
私も、もうこんなに・・・・・」
あかねに導かれるまでもなく、
朝比奈の意識はソコに注がれていた。
朝比奈もあかねに好意を寄せていた。
顧客のサービスを充実させるために、
朝比奈はあかねの嗜好を
なにげない会話の中から盗み出していた。
そして西木あかねという女を知れば知るほど
己が待ち望んだ女性像に近いことを知った。
「あかね・・・」
あかねの股間はショーツ越しでも
グッショリなのがわかった。
少し熱い潤いが指先に感じる。
やがてその指先が股間の奥に
プックリと膨らむクリトリスを捉えた。
「はうっ!!」
息を吸い込みながら発した喘ぎが
ソレをタッチされて喜んでいるのよと
男に教えた。
『いい女だ・・・』
朝比奈はネクタイを解き、
すこしずつ脱衣しはじめた。