短編集 一区間のラブストーリー
第3章 短編その三
ワクワクしながら当日を迎えた。
真一は緊張のあまり
普段よりも口数が少なかった。
『真一くんって案外と純情なのかしら』
海へ向かう電車の中で
香織から真一の手を求めた。
ビックリして香織の顔を見つめた真一だったが、
もう離さないよとばかりに
しっかりと香織の手を繋いだ。
青い海、青い空、白い雲…
その景色が若い二人を開放的な気分にさせた。
海の家で着替えて現れた香織の姿を見て、
真一は赤面してしまった。
体操服姿や制服の香織ならば見慣れていたが、
水着の、しかもビキニ姿の香織は
とても色っぽくてセクシーだった。
特にいつもは隠れているお腹や背中はセクシーで
その姿を見てるだけで
軽く二発ほどオナニー出来るとおもった。
「そんなにジロジロ見ないでよ」
香織は軽く怒った口調で言ってみたが、
内心は凄く嬉しかった。
「と、とりあえず海へ入ろうぜ」
真一はおちんちんが勃ってしまいそうだったので
慌てて香織を海に誘った。
波が来ると跳びあがり、
その度に香織の胸が揺れた。
『た、たまんねえな…』
海水の中で
海水パンツを破りそうな勢いで
真一のおちんちんは勃起していた。
そしてとどめは大波が来た瞬間、
香織が「あの波、おっきい~」と叫んで
真一に抱きつきに来た。
バランスを崩しかけた真一は
思わず香織を抱きしめた。
その手はしっかりと香織のおっぱいをタッチしてしまい、
大波が通り過ぎた後も
二人はしっかりと海の中で抱き合っていた。