短編集 一区間のラブストーリー
第1章 短編その一
元来、瑠美子には露出癖があった。
さほど強い欲望ではないが、
独身時代にはノーブラで
Tシャツを着ただけの姿で散歩に出かけ、
男性の視線を受ける事に小さな悦びを感じた。
ベッドに寝て左手でおっぱいを揉んで、
右手をショーツの中へ忍ばせようとしたとき、
洗濯機のアラームが洗濯終了を告げた。
するべき事を終わらせてから
ゆっくりオナニーしよう…
そう思い重い腰を上げて
洗濯物を干しにベランダに出た。
もちろんショーツ一枚の姿で…
向かいに建物はなく、
マンション5階の部屋など
誰も見上げる者など
いないだろうと思ったからだ。
ベランダに出てみると炎天下とはいえ、
マンション5階には風があり
外気の温かい風を乳房に受けると
なんとも言えない心地良さがあった。
さあ、これを干せば終わりだわと
最後の一枚となったショーツを
洗濯ばさみで止めようとした時、
うっかり手を滑らせて階下へ落としてしまった。
あら大変、拾いに行かなくては…
落下地点を確認しようと
ベランダから身を乗り出すと、
路上にいた男が瑠美子のショーツを手にして
上を見上げていた。
さほど強い欲望ではないが、
独身時代にはノーブラで
Tシャツを着ただけの姿で散歩に出かけ、
男性の視線を受ける事に小さな悦びを感じた。
ベッドに寝て左手でおっぱいを揉んで、
右手をショーツの中へ忍ばせようとしたとき、
洗濯機のアラームが洗濯終了を告げた。
するべき事を終わらせてから
ゆっくりオナニーしよう…
そう思い重い腰を上げて
洗濯物を干しにベランダに出た。
もちろんショーツ一枚の姿で…
向かいに建物はなく、
マンション5階の部屋など
誰も見上げる者など
いないだろうと思ったからだ。
ベランダに出てみると炎天下とはいえ、
マンション5階には風があり
外気の温かい風を乳房に受けると
なんとも言えない心地良さがあった。
さあ、これを干せば終わりだわと
最後の一枚となったショーツを
洗濯ばさみで止めようとした時、
うっかり手を滑らせて階下へ落としてしまった。
あら大変、拾いに行かなくては…
落下地点を確認しようと
ベランダから身を乗り出すと、
路上にいた男が瑠美子のショーツを手にして
上を見上げていた。