
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
同じ部屋で寝起きしているからと言って…付き合っている訳じゃないし…
そもそも…私…――――…“付き合ってください”って、言われていない…気がするんだけど?
「――――え~~~~~~~」
皇輝さんの反応もこうだし…
なんか、流されている的な?
真面目に付き合いたいと思っていないよね?
って、事で――――いまだに同居人の枠を出ない…?的な感じである。
「さてと、食器は俺が洗うので――――未來ちゃんは出かける準備をしてください!」
「あっ、うん――――ありがとう」
食事を済ませると、皇輝さんが手際よく食器を片付けはじめる。
「――――守衛さんから話を聞かないと」
そう――――私たちは…いつ崩れるか分からないゴミ屋敷の家主を救わないといけないのだ…。
