
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
出かける準備をして――――…
守衛さんの所属しているシルバー派遣の場所を検索。
ホテルの近くでビックリ!
だから…掛け持ちできたのか――――…
いつもの出勤風景だが、今日はホテルを通りすぎる。
「派遣事務所からゴミ屋敷も近いといいっすねぇ~」
なんて、皇輝さんは呑気な事を言っている――――と、消防が何台か連なって走行するのが視界に入った。
「…事故でもあったかな?」
私が消防車の通過にふと呟く…。
「だとしたら……夢にみるのでは?」
その言葉に皇輝さんが辺りを見渡す。
「死亡事故じゃなきゃ……私は夢に見ないよ?」
死亡――――と、言う最悪な結末じゃないと夢に見ない私の能力に…自分で言っていて嫌になる。
