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🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第5章 宝のゴミ


「――――やっべぇ…間一髪って…この事だよな?」


「皇輝さん!なんて無茶な…事を…」



ゴミ屋敷から出てきた皇輝さんは…埃臭いのと…ゴミ屋敷の独特な…カビと長年放置し続けたゴミのなんとも言えない臭いになっていた。


「おい!そこの君――――危ないじゃない!現場に突っ込むとは何事だ!」


ヘロヘロで私のところまで来た皇輝さんの後ろで――――目をギラギラさせて怒っているおじさんが近づいてきた!


皇輝さんを見ると――――「げ!ヤバい!」って、顔で助けを求めようと…キョロキョロ辺りを見渡している!



「――――あっ!守衛さん!!じ、事情話ないと!ね!?」


と、すがる目で守衛さんを見ると…ササッと後ろに隠れた。


「貴方が――――通報者ですか?随分と取り乱していましたが…」


「はい――――…」



ギラギラの目をしていた男性は――――消防士の偉い人に見えた…。


たぶん、変態三井より――――偉いはずだ…。




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