
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
「やっぱり…気のせいか――――…」
私は、野次馬を気にしつつ家へと戻った。
あれから、数時間後…
皇輝さんは変態消防士三井さんと一緒に帰ってきた。
「未來ちゃん…遅くなってごめん…、お店――――月子さんと二人で大変だったでしょ?」
皇輝さんが取り調べがある間に――――お店の開店準備と開店時間が来てしまったのだ!
結局、帰ってこない皇輝さんを待つのをやめ――――おばあちゃんと私で店を開いたのだ。
で、…皇輝さんは営業時間内に解放されなかったらしく…
日付が変わった時間帯に…家に帰ってきたのだ!
「すっげぇ~…怒られた!あの人めちゃくちゃ怖かった!橋田(おおはし)大隊長!」
皇輝さんはこってり絞られたらしく…げんなりしていた。
「ハハハハ!そりゃぁ、あの人は消防士の中でもピカ一に怖い鬼の大隊長様だぞ!少年よ!」
一緒に帰ってきた、三井さんが豪快に笑う!
――――三井さん…もう、夜中なんで声のボリューム押さえて~!
