
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第5章 宝のゴミ
「いやぁ~…長かった……マジで…この年であんなにガッツリ怒られるとは思わなかった…」
「あれくらいですんだんだ、良しとしようじゃないか少年よ!」
皇輝さんの話だと……事情聴取というお説教を延々とされたそうで…
かなり凹んでいた。
「守衛さんは?――――大丈夫でしか?」
「ん、少女よ気になるか!」
そりゃぁ…夢に主に出てきたのは守衛さんだったから。
「彼は昔から、ゴミ屋敷の家主である宮氏と知り合いだったらしい――――」
「知り合い…あの二人が…?」
シルバー派遣で依頼がある前から知り合いだったとは以外である。
「――――守衛さん…昔、ホームレスだったらしいんだ。その時に…何度も宮さんに助けてもらったんだって…拾い癖のある宮さんが、拾ったのを分けてくれて…それで生活していたんだって!意外だよね!」
守衛さんが…ホームレス…!?あの、ダンディーな容姿で…ホームレス!?
本当に意外である!!!
